区議会第2回定例会は、今日の本会議でいくつかの議案を先議として処理したのち、明日から事実上の“休会”に入ります。都議選があるからです。都議選の投開票の翌日から、人事と議案の最終的な議決の日程に入ります。
本会議終了後、議員の皆さんがさっそく散っていった後、控室で『区議会だより』のバックナンバーをめくっています。1974年7月14日。臨時号です。
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1960年代から70年代にかけて、区長「公選」は、区議会、区民の悲願でした。当時、区長は都知事の同意を得て区議会が選ぶことになっていました。戦後の憲法で自治体の議員は「直接選挙で選ぶ」とされたのに、23区は都に従属したまま、区民は区長も選べない。1947年、板橋区から分離して23番目の区として誕生した練馬区ですが、自治体として真の意味で“独立”したのは、この区長公選を獲得した時だと言うべきかもしれません。

# by ikejiriseiji | 2017-06-22 18:31 | その他 | Comments(0)
区議会の対応に追われて、またまたブログの更新が滞りましたが、その区議会、今日の健康福祉委員会でなかなか大きな意味を持つ議決がありました。私も所属している委員会です。練馬精神障害者家族会などから出されていた二つの陳情が、採択されたのです。
陳情は次の二つ。
82号 精神障害者に対する心身障害者福祉手当の支給等を求めることについて
121号 精神障害者を心身障害者医療費助成制度の対象とすることについて
内容は心身障害者医療費助成制度、心身障害者福祉手当の二つの事業について、精神障害者も対象にしてもらいたいというものです。
この二つの事業の内容を簡単に整理すると、こうなります。

1.心身障害者医療助成 (都の事業)
・医療保険の本人負担分について、住民税非課税の人は全額を、課税の人は1割を超える部分を助成する
・対象は、愛の手帳(知的障害者)1・2度、身体障害者手帳1・2級(内部障害は3級まで)。ただし所得制限あり
2.心身障害者福祉手当 (区の事業)
・対象者は、身体障害者手帳1~3級、愛の手帳1~4度、脳性まひまたは進行性筋萎縮症の人など。ただし、所得制限あり
・手当の額は月額15,500円(身体3級、知的4度は10,000円)

ご覧の通り、どちらの事業も身体障害または知的障害のある人のみを対象としています。精神障害の方は対象になっていません。精神科の通院・入院だけは公費負担や助成制度がありますが、精神科以外の受診は一般の被保険者扱いなので、65歳未満だと3割負担になります。
生活基盤が極めて脆弱な障害者にとって、この手当と医療費の助成は、障害年金などとともに生活の自立を支える大きな柱となってきました。この点で、精神障害が他の障害に比べて事業の必要性が薄いということは全くありません。これらの事業が始まったときには、そもそも精神障害者は法律上も行政上も福祉の対象とみなされていなかった。ただそれだけの理由で、精神障害者はこの二つの支援からずっと外されてきたのです。
それが、ようやく変わろうとしています。今日の健康福祉委員会では、すべての会派の賛成のもとで陳情は採択されました。区議会での陳情採択は大きな一歩です。議会の明確な判断を踏まえて、区も、重かった腰を上げることになるはずです。医療費の方は直接には都の事業ですが、こちらはすでに3月、都議会の方で請願として採択されています。
福祉手当や医療費助成を、実際にどのような範囲の人にどんな方法で行うか。その議論はこれからです。23区で先行して精神障害者への福祉手当導入を決めた品川、大田など6区は、いずれも精神保健福祉手帳1級の所持者だけを対象にしています。しかし、これではあまりに狭すぎます。引き続き当事者や家族の皆さんとともに、他の障害とバランスの取れた、公平な事業になるよう努力していきます。

# by ikejiriseiji | 2017-06-15 17:35 | 健康・医療 | Comments(0)
昨年度に行われた『緑の実態調査』の結果については、一度、このブログに書きました。
     ➡消える緑、さらに一段と ~みどりの実態調査2016~

実態調査の内容について、いくつかの視点から紹介していきたいと思います。まずは、「地区別の緑被率の推移」。前回の調査、2011年からの5年間で、それぞれの町ごとに緑被率の増減をまとめたものが次の図です。赤色の濃いところが、減少幅が大きな地区。2%以上減少しているのは西大泉、東大泉、石神井台、関町・立野、土支田など。報告書が認めているように「区の西部で大きく減少」しています。
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5年前、2011年の実態調査の時はどうだったか。2011年の調査結果をさらにその5年前、2006年と比較したものがこちらです。色付けが少し違うので比較しづらいところがありますが、しかし、この5年間での状況の激変ぶりは驚きです。今回の調査で2%以上緑被率が減少した石神井台や関町・立野、東大泉などは、5年前はむしろ緑が増えている地区だったのです。
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この激変を呼び起こしたのは、まちがいなく、「開発」、道路整備や宅地開発の進行です。練馬のまち、練馬のみどりは、本当に大きな転換点に立たされています。

# by ikejiriseiji | 2017-06-05 16:19 | 緑・まちづくり | Comments(0)
23日の区議会文教児童青少年委員会で、保育所等の「待機児童数」が報告されました。4月1日現在で「48人」。これが、区の公式の数字です。
区は、この1年間「待機児童ゼロ作戦」を打ち出し、今年4月での待機児童解消をあらためて明言してきました。例えば、昨年11月の本会議で、区長自身がこう発言しています。
「かねて申し上げていますが、本来、待機児童対策は、自治体の保育行政だけではなく、育児休業などの労働政策や児童手当などを含めた総合的な政策として国が取り組むべきものです。また、幼稚園を活用した幼保一元化の実現も不可欠であります。
 区としては、こうした抜本的な対策を講じるよう、国に引き続き強く求めながら、まずは待機児童ゼロ作戦を完遂し、来年4月に待機児童が解消するよう、全力で取り組んでまいります。」
区長みずから公言してきた「待機児童解消」の約束は、果たされませんでした。残念です。
委員会では、部長からは「待機児童問題は全区的には沈静化してきた」という発言もありました。沈静化…そうでしょうか。「48人」という数字は、待機児童の実態とはずいぶんと違っています。育児休業中とされた172人については、国が新たに取りまとめた定義では、復職の意思を確認したうえで待機児童に含めることになっています。この172人を加えるだけで、待機児童は220人になります。1歳児1年保育は、年度を超えた保育継続の保証が全くなく、かつ保育料負担も認可保育施設等とは大きく異なります。区自身があくまで緊急的な「セーフティーネット」として位置づけているものでもあり、待機児童から除外するのはおかしなことです。この50人を加えると、270人です。そのほか練馬こども園に在籍している4人、「特定園のみ希望」で除外された369人の中にも、待機児童としてカウントすべき人が少なからずいるはずです。
安易に「沈静化」してきたなどと言うなかれ。私の第一印象です。
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# by ikejiriseiji | 2017-05-31 15:50 | 子育て | Comments(2)
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市民の声ねりまの区政ニュース「いぶき」。66号が出来ました。ぜひお手にとってご覧ください。A4版16ページ建て、年4回発行。購読料年1000円(送料込み)。お申し込みは市民の声ねりま03-5933-0108、siminnokoe@nifty.com へ。見本紙ご希望の方もご一報を!
■区議会第1回定例会の報告
■岩瀬たけしの委員会報告
 ・制服、体操着、上履きもなぜ決められた店で買うの?
■池尻成二の委員会報告
 ・「学校司書」配置へ、一歩
■主張“小池都政”とは何か?
■連載 区議会ってなあに 
■特集「もはや沈黙するのもまた苦痛である」    
 ・大泉学園に米軍基地があったこと、ご存知ですか?  
■連載 こんなまち練馬 牧野記念庭園
■新連載 白子川の流域から 白子川上流域の水とみどりの変遷
■シリーズ 小さな提案
■オピニオン 練馬こども園は「3歳の壁」を解決するか?
■声 前川練馬区長も証人喚問 ほか
■「いぶき俳壇」        
■市民の声ねりまより
・和田春樹さんの講演会を終えて
・区政報告会を開催しました

# by ikejiriseiji | 2017-05-28 11:24 | 市民の声ねりま | Comments(0)

光四中の運動会

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いい天気…きれいな青空…うっ、暑い…夏だ!
そんな感じの一日。午前中は、光が丘第四中学校の運動会に行ってきました。閉校が決まった四中。結局、この4月の新入生はゼロ。今年度は2年生1学級、3年生2学級の計3学級です。来年度いっぱいで閉校です。このままだと、来年度は3年の1学級のみになるかもしれません。今年が事実上、最後の運動会かもしれない…そんな思いもどこかにあって、ぜひ訪ねてみようと思い立ったのです。
広々とした校庭を思いっきり使って走り回る子どもたち。応援する保護者や地域の人も、まぁ、それはそれはのんびりゆったりとしたもので、テントを張ったりレジャー用の椅子を持ち込んだり。大人数のマスゲームも、身動きもままならない人ごみもありませんが、でも、そこには確かにあったかい世界があります。
屈託のない笑顔。明るい声…子どもたちの前向きの力は素晴らしいと、つくづく感じます。100m走は3人で。点数競争も2年、3年一緒に。でも、それで何か問題があると、支障があるという印象はありません。1年生が1学級でも2学級でもあれば、もっと強くそう感じたはずです。小さな学校には弱みもあるだろうけれど、強みもある。そして、大きかろうと小さかろうと、子どもたちと教師、保護者の手で作り上げられる空間と時間はそれなりの輝きを、確かに放つ。
少人数学校では子どもたちがかわいそうだ。子どもたちのために廃校にするんだ――何度、教育委員会はこう言ったか。違うよな。今日もまた、そう感じました。大人の事情でしょ? 大人たちが、大人たちの思惑や利害に突き動かされて、しかも当の子どもたちに聞こうともしないままに、「子どもたちのため」の廃校だなんて言わない方がいい。
学校長名の御礼状を開いてみました。こう書いてありました。
「我々教職員一同は今後も既成概念にとらわれず、少ない人数を最大限に生かした教育の充実のため、一層努力してまいりたいと存じます。」
現場のこの気概に、敬意を表します。
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# by ikejiriseiji | 2017-05-20 15:05 | 教育 | Comments(0)
5月14日(日)、市民の声ねりまの第15回総会を開催しました。100人近い会員の方にお集まりいただき、区政のこと、地域のことにしっかり目を向けながら、懇親と交流を図ることができました。また、7月に迫る都議選や来年4月の区長選挙・区議会議員補欠選挙に向けた取り組みについても、基本的な方向を確認しました。
2部の「あの人、あの場所は今」もなかなか好評で、よい総会だったのではないかと思います。貴重なお時間を割いてご参加くだった皆さん、ありがとうございました。
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# by ikejiriseiji | 2017-05-16 13:08 | 市民の声ねりま | Comments(0)
4月27日、「石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業検討状況報告会」の第2回が区の主催で開催されました。いやぁ、長い名前だ…要するに、当該地区で区が進めようとしている「再開発」事業――都市計画道路232号線の整備と高さ110mの超高層マンションビルをセットにした事業について、地域の皆さんに“ここまでまとまったよ”と報告しようという場なのですが、それにしても、ひどい会になりました。参加者の一部から繰り返し飛び出すきつい不規則発言にも閉口しましたが、しかし、区の説明・答弁がもう少し真摯かつ的確に参加者の問いかけに答えるものであったならば、こんなには荒れなかっただろうと思わずにはおれません。
それほど区の所管課長の説明や発言は、準備不足なのか誠意が足りないのか、かみ合わなかったり通り一遍だったりというものが目立ちました。それでも、ちゃんと答えになっていないというのであれば、しっかり答えて! で済むのですが、しかし、虚偽と言われても仕方ないことを口にしてはいけません。
232号線の交通量に関する課長の答弁のことです。232号線の石神井公園駅前について、東京都は将来交通量の推計として1日20,727台という数字を出しています。※
※都市計画道路の第四次事業化計画を策定する際に出した数字で、2050年度、都市計画道路のフルネットワークが完成したとされる時点での推計

この都の推計を基に、参加者から「1日2万台も通る道路ができたら、駅の南側は南北に分断されるのではないか」「232号線が通れば歩行者にとっても安全性や利便性が増すと区は言うが、それは、道路に沿って歩く場合。道路を渡ろうとすると、大変なバリアになるのではないか」といった指摘が出されたのですが、これに答えて、課長はこう言ったのです。

「イメージとしては、現在の富士街道の12時間の交通量が8800台。一日の交通量に換算しますと1万7千とか8千台。それが平成22年の数字。2万台のイメージというと、それをちょっと上回る程度ということになります。」
1日2万台といっても、せいぜい「富士街道をちょっと上回る程度」。そんなに心配することはない、そんなに大きな影響はない…とでも言いたいのでしょう。今の富士街道だって、信号がなければなかなか渡れません。富士街道並みの交通量だとしても、駅の真ん前にそんな道路が走ることの良しあしについては、言いたいことはたくさんあります。
しかし、ここではっきりと指摘しなければならないのは、この課長の答弁は本当にいい加減で、根拠のない無責任なものだということです。
12時間交通量が8,800台、だから1日24時間だと2倍の18,000台。課長はこう言います。しかし、こんな計算は、およそ道路交通の実態をいくらかでも知っている人なら決してできない素人計算です。12時間交通量は、7~19時までの交通量です。12時間交通量と24時間交通量の比率を「昼夜率」と言います。
●昼夜率=24時間交通量÷12時間交通量
課長の説明だと、富士街道の24時間交通量は昼間12時間の交通量の2倍。つまり、富士街道の昼夜率が2ということになります。これは、とんでもない数字です。実際には、夜間に輸送用トラックなどが集中して走る大都市周辺の広域高速道路や幹線国道でも、この昼夜率はせいぜい1.5です。首都高の都心部では、例外的に高いところがありますが、それでも1.7程度。家庭系の交通が多い一般道では夜間の交通量は減少しますから、昼夜率はもっと低くなります。
ちなみに、2010年度に国が行った交通センサスの数字から、区内の幹線的な一般道の昼夜率を見るとこんな具合です。
川越街道 1.58
目白通り(豊玉北) 1.44
大泉街道(三原台) 1.44
笹目通(土支田) 1.44
環八(平和台) 1.45
富士街道もありました。関町北で1.44です。実は、課長が紹介した12時間で8,800台という数字は、この交通センサスでのこの地点のものでした。つまり、課長は、少なくとも昼夜率を1.44として富士街道の24時間の交通量を口にすべきだった。もしそうすれば…
8,800台×1.44=12,672台!!
232号線の石神井公園駅前で想定されている交通量は、富士街道を「ちょっと上回る程度」どころか、富士街道の1.64倍なのです。「ちょっと上回る」のと「1.64倍」では、受ける印象はそれこそ雲泥の差です。さらに付け加えれば、石神井公園駅周辺の富士街道の交通量は、2012年の9月で7,630台(12時間)でした。これは区自身が調べた数字ですが、課長が引用した関町北の8,800台ではなくこの数字を用いれば、232号線の推計交通量は富士街道の現状(7,630台×1.44=10,987台)のほぼ2倍です。232号がいかに大量の交通量を駅前に呼び込もうとしているか、驚くべきです。
232号線の推計交通量は、たぶん私が最初に議会で指摘し、それ以来、何度も問題にしてきました。駅前の新たな大型道路整備に反対する住民や関係者も、繰り返し指摘してきました。課長にとって、目新しい質問でも戸惑うような質問でも全くなかったはずです。にもかかわらず、きちんとした根拠や数字を踏まえることなく、適当な…本当にいい加減な数字を口にしたことに、私は強い失望と憤りを感じています。
こんなずさんな対応を続けている限り、住民や商店街とのいくらかでも誠実で実りある意見交換は決してできないでしょう。所管課長と所管課の職員の皆さんの猛省を求めます。

# by ikejiriseiji | 2017-05-11 22:32 | 緑・まちづくり | Comments(0)
関越「高架下」施設訪問の続きです。
私たちが施設を視察したのは1日です。この日はまだ、開館当初ということでシルバー人材センターの方が交通誘導や安全管理に立ってくれていましたが、連休までだとのことでした。来館者の安全管理は、大きな宿題だと痛感しました。
少し、写真で紹介します。
まず、こんな感じの“箱”が並んでいます。Aと書かれているのは、はつらつセンターの建屋です。
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これは、敷地内に設けられた利用者の通行用の空間、プロムナードです。高架の下にずらっと並んでいるのは、街路灯です。
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最後に、こちらの写真ははつらつセンターの東端近くから、西側・学園通りの方を見通したものです。この区間に、一つも横断歩道がありません。
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施設のハード面に限定してみても、「高架下」の課題と限界がどうしても見えてきます。しかも、この施設の整備にあたっては、そもそも「高架下」はどうあるべきかという基本的なところから、沿線住民を中心に強い異論、批判が繰り返し出されてきました。結局、施設開設を迎えてなお、住民合意は極めて不十分なままであり、占用許可処分の取り消しを求める裁判が今も続いている状況です。あらためて、「高架下」活用はこれでよかったのかという思いを禁じえません。
施設のソフト面、つまり実際の施設運営は、はつらつセンターは社会福祉事業団、リサイクルセンターはアクティオ・練馬共同事業体に任されています。それぞれの施設の管理者ともお目にかかりました。せめて、施設が背負っている制約と課題をしっかりふまえ、地域の理解と評価を得るための努力を重ねてもらえればと思います。

# by ikejiriseiji | 2017-05-09 18:20 | その他 | Comments(0)
関越自動車道「高架下」の占用許可を得て、練馬区が整備を進めてきた高齢者センター(「はつらつセンター」)とリサイクルセンターが4月20日に開所しました。先日、同僚の岩瀬議員と施設を訪ねました。
新しい施設です。当然、きれいですし、目新しいアイデアもあります。しかし、いかんせん、やっぱり「高架下」です。
「高架下」ですから、当然ながら、施設には直接、光が入らないし、全体にうす暗い感じは避けられません。道路沿いに設けられた敷地内の空地(プロムナード?)にはたくさんの街灯が立てられましたが、そうせざるを得ないところがあるのでしょう。
「高架下」ですから、クレーンを立てて工事するわけにもいかず、重機の仕様も思うに任せなかったのかもしれません。そもそも、たくさんの橋脚を避けながらの建物です。色々と工夫もしたのでしょうし、かかった工事費はこの二つの施設を中心とした区画の部分だけで15億円を超えていますから、大変な金額ですが、しかし、建物の基本構造は四角の箱を並べただけ。耐震性等々はしっかり考慮されているとしても、表面的な印象はプレハブを想起させるところがあります。
そして、「高架下」ですから、1階建ての建物しか入りません。床面積をしっかりと取るために、文字通りウナギの寝床のような細長い建物になってしまいました。二つの施設はこんな感じです。(練馬区資料より)
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上がはつらつセンター(高齢者センター)、下がリサイクルセンター。この平面図だけでは実感がわきづらいですが、建物の端から端までの距離ははつらつセンターが74m、リサイクルセンターは何と125mもあるのです。とにかく長い。こんな横長の施設が、使い勝手がよいとはとても言えません。
しかも、もう一つ。「高架下」なので、当然、施設の両側は側道が走っています。側道といっても、目白通りの抜け道のようになっていて、けっこうな交通量です。二つのセンターとも、この側道を渡らないと施設に入れないため、安全管理が繰り返し議論になっていました。しかし、結局、側道には新たな横断歩道の設置はなし。もちろん、信号の設置もなし。二つのセンターの正面玄関は、“ウナギの寝床”の真ん中あたりにあるのですが、その正面玄関の前には歩道がありません。う~む、これでいいんだろうか…。 (続く)

# by ikejiriseiji | 2017-05-09 17:43 | その他 | Comments(0)

練馬区議会議員・池尻成二


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