定例会、終了

 今年最後の定例区議会が終わりました。私が所属する文教委員会、清掃リサイクル等調査特別委員会も年内は会議がなく、議会のおおやけの仕事は、事実上、これで終わりです。
 この議会、大きな焦点であったまちづくり条例やアスベスト条例などが、会派を超えて前向きに評価されるものだったこともあって、比較的静かな議会でした。最終日の本会議も、討論が行われたのは女性センターの指定管理者を決める一議案のみ。わずか1時間ほどで終了しました。
 けれど、静かな議会の影で、区政はめまぐるしく転換しています。図書館カウンター業務の委託が決まり、光が丘第八保育園に続いて、つつじ保育園、向山保育園の委託にむけた業者選定が進められています。既設の学童クラブでも、民間委託がはじまりました。来年度予算策定に向けて補助金や業務の見直しが進んでおり、その影響がさまざまな形で、さまざまな区民に及びつつあります。清掃工場の建て替えや運転管理の外部委託、プラスチック焼却、介護保険や障害者福祉制度の大改造に向け、動きは加速しています。練馬の教育にも、選別と学校序列化の波が迫り、障害児教育の転換は、いまだに羅針盤とエンジンが定まらないような状況です。そして、年明け早々には、練馬区民でもある自衛隊員がイラクに派遣されようとしています。
 嵐の前の静けさ?練馬だけでなく、日本の政治と社会全体がそうなのかもしれません。いや、そうであってほしいという気持ちさえ、あります。こんな政治、こんな社会の流れが許されてよいはずがないと、思います。

 この日誌を読んでくださっている方がどのくらいいらっしゃるのかわかりませんが、がんばりましょうね。
# by ikejiriseiji | 2005-12-16 08:46 | 議会 | Comments(0)

議会のビデオ

私の一般質問の様子を録画したビデオが、インターネット上で公開されています。

練馬区議会ビデオ放映

自分で見直すと気恥ずかしくて、あんまり見てほしいという気がしないのですが、これも記録。議事録読むより手軽ですし、よろしかったら、お暇なときにでもお付き合いください。

それにしても、下ばかり向いているほうも工夫がないけど、録画の仕方も工夫がないなあ…議場がパフォーマンスの場になることがよいとも思いませんが、これでは絵があってもほとんど意味がない感じですよね。ちょっとくらい、議場や理事者席のほうも写すとか、せめてもう少し下の位置に、もう少し性能のよいカメラをすえて表情がわかるようにするとか、考えてみませんか。事務局の方!
# by ikejiriseiji | 2005-12-14 00:26 | 議会 | Comments(0)

人権デー

 昨日、12月10日は、「世界人権デー」でした。1948年のこの日、国連が「世界人権宣言」を採択したことにちなんだものです。日本では、12月4日から10日までを「人権週間」と定めています。練馬区も、人権週間に合わせて映画会やパネル展示などを企画、区役所1階のアトリウムにもパネルが展示されています(12日まで)。この人権週間に先んじて、12月1日が「エイズデー」、さらに11月の14日から25日までが「女性に対する暴力をなくす運動」ということもあって、この間、区役所は「人権」に目と頭を向けるヒントがいつもよりとても豊富にありました。
 私も、エイズのレッドリボンを付けたり、パネルを見学したり、この一連の人権キャンペーンに少しだけ参加しましたが、あらためて「人権」という言葉にはっとします。人権、人としての「権利」に、いつも鈍感になりがちな毎日に、あらためて思い至ります。せっかくだから、このキャンペーン、本庁舎だけでなく、もっとたくさんの区立施設、図書館や学校なんかでもやったらどうでしょう。区立施設だけでなく、民間の参加も求めたらどうでしょう。たまたまパネルを見たのは土曜日の午後でしたが、それにしても、薄暗い中、ぽつんと立っているパネルはいかにもさびしくもったいない気がしました。
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# by ikejiriseiji | 2005-12-11 22:17 | 人権・差別 | Comments(2)
ホームページを更新しました。第4回定例区議会での私の一般質問と答弁をアップしています。ご覧になってみてください。
いけさんのホームページ
# by ikejiriseiji | 2005-12-10 23:24 | Comments(0)

子どもたち

 学校にいても、通学路でも、さらには塾でも、安心できない、命さえ危ういとしたら、子どもたちはどこに行けばいいのだろう。
 日誌で軽々しく触れるテーマではないかもしれないけれど、「なぜ?」と、どうしても考えてしまいます。「どうしよう」という前に、「なぜ」なのです。なぜ、これだけ子どもたちは狙われるのか。くりかえし痛めつけられるのか。
 私は、この問題には、「根っこ」があると思います。社会の根っこ。学校でも、地域でも、そして家庭でも、子どもたちは決して本当には敬意と配慮と愛情を向けられてこなかった。あの家庭が、この子が、ということではなく、子どもという存在が、この社会のなかではいつもぞんざいに扱われてきた。私たちは今、本当に憎むべき犯人の姿を通して、自分たちが作り上げ、支え、あるいは放置してきた社会のゆがみに直面させられているのではないか…。
 そう思いませんか。体罰、児童ポルノ、少年兵、ストリートチルドレン、虐待、受験競争、ベビーホテル、かぎっ子…子どもが窒息させられ、大人の手段、道具、ときにおもちゃやいけにえにさえされる現実。それも、たぶん少なくとも二つの世代にわたって続いてきた現実。その現実がはぐくみ、許してきた汚れた空気や感性を抜きにして、執拗に繰り返される子どもたちの悲惨を受け止めることができません。
 まず省みたい。自分たちは、この社会の一員として、本当に子どもたちを尊敬すべき人格として大切にしてこれただろうか、と。あなたは、どうですか?
 
# by ikejiriseiji | 2005-12-10 23:21 | 子育て | Comments(0)

「姉歯」事件

 千葉にある「姉歯設計事務所」が、建物の設計の基本となる構造計算書を偽装していたという事件は、同事務所が関わった建物、そして偽装が見逃されていた建物が次から次へと確認され、建築行政に対する信頼性を根幹から揺るがす事態になりつつありますが、練馬区内にも、「姉歯」が設計したマンションがあることが確認されました。
 このマンションは、栄町にある地上5階建て、23戸の分譲マンションで、建築確認を下ろしたのは「姉歯」とともに繰り返し名前が出てきている「イーホームズ」です。区の説明によれば、偽装が確認されたものの、「震度6強程度の地震発生を想定した構造計算において構造強度を満足しており、倒壊の恐れはない」とのこと。その限りでは一安心なのですが、建築の確認・検査にまつわる不正がごく身近にまで広がっていたことには、あらためて深刻な思いがします。
 私は5日の一般質問で、この問題を少しだけ取り上げました。答弁はなんとも弁解がましいものでしたが、そのなかでも、本来法律に義務付けられている建築の際の中間検査、完了検査さえ実施されていない建物が数多くあることが明らかになりました。区が確認を下ろした建物でさえこうなのです。建築基準法は、建築に対する規制法、基準法としては、事実上、抜け穴だらけ、日常的に法律違反がまかり通る無法世界だったということになります。「姉歯」事件は、こうした土壌抜きには考えられないことでしょう。
 「住む」ということが、人間にとっての基本的な権利であること、「住まい」が適切に建築されていくことは地域社会にとっても安全の基本であること。こんなことは考えられてこなかったのでしょう。住む人間の視点ではなく、建てる会社の視点や利便を優先して建築行政は行われてきたのではないか。不信は、ここまで深まっています。
# by ikejiriseiji | 2005-12-09 16:39 | 緑・まちづくり | Comments(1)

12月8日

 「今日12月8日は、ジョン・レノンが凶弾に倒れてから25年になります。おりしも今日、政府は自衛隊のイラク派遣の1年延長を決めました。」
 今日、車を運転しながらラジオを聴いていたら、こんなコメントが流れてきました。ジョン・レノンの反戦と平和へのメッセージを今の時代にひきつけて受け止めることができるのは、とても大切なこと。そんな気持ちと同時に、でも12月8日は、ジョン・レノンが死ぬ39年前に、日米が開戦した日でもあるんだよな、とも思うのです。
 日清・日露の戦争と台湾の植民地化、「日韓併合」、そして中国侵略と続く対外膨張の半世紀のなかで深まってきた日米の対立は、この日、世界的な戦争として火を噴きました。そして、それからの4年弱、日本は、いや合衆国も含めた世界は、戦争がもたらす悲惨と破壊のすさまじさとおぞましさを胸に刻んだはずでした。
 ジョンのメッセージは、あの戦争とその後もアメリカ合衆国が繰り返し手を染めたあれこれの戦争の現実と分かちがたいものだと、私は思います。だから、今日は、私たちはジョン・レノンだけでなく、日本の戦争、日本の歴史を思い起こさなければならないのだとも、思います。
 その上で、あのすばらしい歌を。
  I hope someday you'll join us / And the world will be as one
# by ikejiriseiji | 2005-12-08 23:26 | 平和・国際交流 | Comments(1)

一般質問 その2

 昨日5日は、私の一般質問でした。早口はいくらか改善されたし、中身は精一杯、考え抜いたし、時間も割り当ての25分ぴったりだったし、まぁいいか、という感じです。
 しかし、それにしても、答弁を聞いていつもまず感じるのは、「肩透かしがうまいなぁ」ということ。聞いてまず口をつくのは、「えっ、答弁、それだけ!」。
 力を入れて準備しただけ、答弁を聞いて感じる虚脱感はいかんともしがたいところ。答弁をよーく読めば、それなりにニュアンスの一つ一つまで苦労の跡が感じられるところもあるようだし、精一杯読み込んで次に生かすしかありませんが、それにしても…。

 終わって控え室に戻ったら、すぐに事務局が録画テープを届けてくれました。これでテープは三巻目。早いもので、今の任期中の一般質問はあと1回だけになりました。テープでも、議事録でも、録音でも、何でもいいから、一般質問で池尻が何を問うたか聞いてほしい。願いはそれだけ。あの議場にどこかむなしく響く自分の声も、誰かが聞いてくれれば救われます。

一般質問と答弁の内容は、まもなくホームページにアップします。
# by ikejiriseiji | 2005-12-06 23:16 | 議会 | Comments(0)

障害者フェスティバル

 一般質問2日目を終えて議会はいったん、お休み。今日、土曜日は障害者フェスティバルに行ってきました。さすがにもう12月、空気は冬の冷たさでしたが、光が丘公園に通ずる大通りには、たくさんのテントがならび、たくさんの障害者のグループや施設が店を出しています。そのほかにもステージがあったり、展示があったりと、当事者・関係者の思いが凝集したようなこのフェスティバルは、いつも熱い空気を伝えてくれます。 
 今、一つ一つの現場は、大きな制度の転換に対する戸惑いと不安の中で、日々の暮らしに追われ、明日の仕事を探し、事業の運営に奔走しています。希望よりも不安、期待よりも戸惑いが、きっと障害者やその周囲を取りかこんでいるはず。そう思うと、自主制作品や食べ物を販売する声も、どこか張り詰めた気持ちと懸命な思いを乗せているように聞こえてくる。
 そして、一巡りして後にするとき、この熱が、とりまく大きく広い世界のなかにもっともっと染み渡れと、いつも感じるのです。もう少し、みなで応援してあげたいよなぁ…ともあれ、皆さんご苦労様!知った顔にいくつも出会えて、よかったです。

 
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# by ikejiriseiji | 2005-12-03 23:55 | 福祉 | Comments(0)

一般質問 その1

 今日から「一般質問」。休憩を挟んで4時間近く、質問と答弁が続きます。今日は4人が登壇、話し方も、切り口も、もちろん質問の内容も、人それぞれ。丁々発止、とか、口角泡を…、とか、寸鉄人を刺す、とか、大向こうをうならせる、とか、なかなかそういうやり取りにはならないし、答弁は例によって無難に無難にと流れていくので、集中力を維持するのは結構大変なのですが、それでも、はっとしたり、えっと驚いたり、なんだと身を乗り出したりということも。
 例の「姉歯」の偽造書類に確認の印を押していた「イーホームズ」と「ERI」の二つが、民間が建築確認を出した区内の建物の半分以上に関わってたという答弁には「えっ!」
 区の「便利帳」に業者広告を載せるようにしたい、という答弁には、「げっ!」
 障害児の通学支援に「財源や国の考え方を見極めながら検討」という、9月の私の質問のときから何も変わらない答弁には、「おいおい」
 今のようにまとめて質問、まとめて答弁ではなく、せめて一問一答にして、再質問、再々質問くらいまで認めると、ずいぶん面白くなると思うのですが、だめかなぁ…

 明日もまた1時から。4人の議員が質問します。
# by ikejiriseiji | 2005-12-01 20:33 | 議会 | Comments(0)

練馬区議会議員・池尻成二


by ikejiriseiji
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