久しぶりに…

 久しぶりに、本当に久しぶりに、まとまった運動をしました。
 小学校の現役・OBのお父さんで作っているソフトボールチームに加えてもらっているのですが、今日、第3日曜は定例練習日。月1回だけなのに、その1回の練習をもう何ヶ月、お休みしていたことか…。それでなくとも運動不足になりがちな議員生活。すわりっ放し、パソコンをにらみっ放しの不健康な生活で、腰も、肩も、ついでに頭も、ギクギク、ビリビリ、ブチブチ言っている毎日。そこそこハードな練習にいきなり参加して大丈夫?と不安を感じながら、しかし、ここで休めばもう年内には運動する機会はない、なんて本当にさびしい実感がこみ上げてきて、がんばって参加しました。
 案の定、帰ってきたら節々が…でも、それよりも、ポロッポロッとグラブからこぼれるボール、ボテボテッと転がるあたりそこないのボールの、なんとうらめしいことか。
 遠い昔を思い起こせば、自分が小学校の頃は、家に戻ると、そのまま飛び出して団地の広っぱで三角ベースの草野球に興じたもの。身体を動かすことが、日常から消えていったのはいつのことだっただろう…。きっと私だけでなく、社会の生活や労働のスタイル自体の中から、身体を動かす時間、ゆとり、場所、機会が失われていったんだと改めて思います。
 いやいや、大げさな理屈は別として、とにかく運動しようっと。
 
# by ikejiriseiji | 2005-11-20 18:10 | 雑感 | Comments(0)

109万8,000円

 供託を続けている日額旅費の累計が、109万8,000円になりました。
 「日額旅費」は、議員が議会の会議に出席した際に支払われるもので、「旅費」という名のとおり、性格は出席にかかる費用の「弁償」ということになっています。しかし、実際には、1回の出席に対して支払われる額は6,000円と、交通費の実費からかけ離れた金額です。別にきちんと議員報酬を頂いているのに、これだけの額を受け取る理由はどこにもないと考え、私は、議員になった当初から受け取りを拒否、区が支払いをやめようとしないのでやむを得ず国に「供託」(預けること)をしてきています。その供託額が、累計で109万を超えたというわけです。
 この10月分までの累計ですから、ほぼ2年。年額になおせばだいたい50万円になります。50人の議員として総額で年2500万円。小さな額ではありません。交通費実費にするか、実費相当程度まで思い切って金額を引き下げるべきだと私は思います。
 とはいえ、毎回毎回、供託を重ねているだけではむなしくなるのも事実。条例を変え制度を変えないと、結局は何年後かに供託したお金は国庫に入るだけの話です。一期目の任期も残り1年半。なんとかしたい。宿題です。
 
# by ikejiriseiji | 2005-11-16 09:31 | 議会 | Comments(0)

図書館視察 その2

 伊万里市民図書館を訪ねたのは、9月のこと。その後、10月にはもう1回、図書館を視察する機会がありました。今度は、同じ九州、宮崎市の市立図書館。区議会文教委員会の視察先としてです。
実は1994年にこの市立図書館ができるまで、人口30万を越す県庁所在地・宮崎市には市立の図書館がなかったそうです。そんな中でできた図書館ですから、市の図書館行政自体はまだまだ生まれたばかり、これからどう充実させていくかというところなのでしょうが、この図書館がユニークなのは、館の運営をNPOに委託していることです。
 NPOといっても、有志が設立した任意のNPOとは違って、NPOの設立自体が市との「協働」の元に、むしろ市の肝煎りで進められたとのこと。NPO導入については、「市民が市政に参画し、行政と協力、協調し合う場として、またボランティア活動の場として市民に密着し、開かれた図書館を考え導入しようとするもの」という説明がされているようです。
 当初はカウンター業務からはじまった委託は、今ではレファレンスも含めてほとんどすべての業務に広がっています。市民ボランティアの館運営への参加も進んでいるようです。図書館行政の“市民化”、その枠組みとしてのNPO委託という考え方は、公的責任の希薄化、安易なボランティア依存といったリスクと隣り合わせとはいえ、図書館の一つのあり方を示していると感じました。経費の節減と委託の実績作りとしか思えないどこかの区の「図書館カウンター業務委託」とはずいぶん違う、まだ「哲学」が感じられる、と視察した同僚議員とも話したことでした。
# by ikejiriseiji | 2005-11-13 21:10 | 文化・生涯学習 | Comments(0)
ホームページを更新しました。区議会のページに委員会報告を開設、11月7日の文教委員会の報告を入れています。この日は、図書館委託とあわせ、「特別支援教育」に関して大切な報告がありました。⇒いけさんのホームページ
# by ikejiriseiji | 2005-11-12 12:07 | Comments(0)

図書館視察 その1

 最近、九州の二つの図書館を視察しました。一つは、佐賀県伊万里市の市民図書館。こちらは個人としての視察です。大分に介護保険講演会の講師として呼ばれた機会に、足を延ばしました。
 「伊万里をつくり 市民とともにそだつ 市民の図書館」をうたう伊万里市民図書館は、個性あふれる建物と、何よりレファレンスや展示に現れた職員の深いこだわりや専門性がうれしい図書館でした。企画などを通した市民の関わりも深く、かつ活発で、ボランティアの方が作ったという『かいじゅうたちのいるところ』の見事なタペストリーには大感激。
 伊万里市の図書館設置条例には、この手の条例には珍しく、図書館の理念がしっかりと書き込まれています。
第1条 伊万里市は、すべての市民の知的自由を確保し、文化的かつ民主的な地方自治の発展を促すため、自由で公平な資料と情報を提供する生涯学習の拠点として、伊万里市民図書館(以下「図書館」という。)を設置する。
理念が息づいて、輝きを感じさせる図書館でした。

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# by ikejiriseiji | 2005-11-10 20:20 | 文化・生涯学習 | Comments(0)

旧態依然…

 失礼ながら、こういうのを「旧態依然」と言うんじゃないでしょうか。
 七日にあった「東京都道路整備事業推進大会」(道路大会)のことです。都下の区市町村が主催し、各自治体の議員が動員され、国会議員、都議会議員が居並び、国土交通省や東京都の道路セクションの責任者が「講師」を勤める。議会で割り当てが決められており、私も出席しましたが、さながら道路事業促進のための首長・議員あげての決起大会です。
首都東京を再生し、災害に強く活力ある社会にするためには、…道路の整備こそが最大の課題であり、最優先すべき施策…(大会宣言)
 必要な道路がまだまだあること、道路交通の利便に限らない道路の役割と課題があることは、わかります。しかし、道路作りだけが特別扱いされるような時代ではありません。道路づくりは、まちづくりの一部。そして、まちづくりはたくさんの政策課題のひとつです。誰の目から見ても財政が厳しいおり、道路こそが「最優先すべき」などというのは思い上がりとしか思えません。
 それなのに、この道路大会は、まるで道路財源を確保するための陳情大会です。特にこの日は、「道路特定財源を守れ!」の大合唱。ちょうど小泉首相が道路特定財源の一般財源化を指示したと報じられた直後だけに、その光景は異様でした。財政全体、施策全般を見渡す責任ある「政治家」としての視野も責任感も、私には感じられませんでした。
 しめくくりは「万歳三唱」。ほんと、これじゃ小泉さんからも“守旧派”“抵抗勢力”と言われるよ…。さすがに、我慢強く座っていた私も、もう居たたまれなくなってしまいました。自民党や公明党の議員の皆さんの表情にも、どこかしらけた空気が感じられたのは思い過ごしでしょうか。
 バスの借り上げ代や会場費など、小なりとはいえ公費も使われているイベントです。道路大会、もうやめましょうよ。
# by ikejiriseiji | 2005-11-09 17:55 | 緑・まちづくり | Comments(0)

図書館の「委託」計画

 昨日7日は区議会の文教委員会。図書館カウンター業務の「委託」にむけて、11月21日号の区報で委託業者の募集を始めるという「報告」がありました。
 私は、正直、怒りました。委託をやめてほしいという区民の陳情の審査の途中なのに、なぜ“見切り発車”のように公募に入るのか。議会軽視もはなはだしい、ときつい調子で発言せずにはいられませんでした。委員会は、この問題は大切だから、早期に審査をして結論を出そう、とずっと言ってきました。9月の委員会でかなり突っ込んだ議論をし、次回審査の時には一定の結論を出せるだろう、出すべきだと私だけでなく多くの委員が思っていたはずです。たとえば次回、11月末の委員会での審査を待ってから公募に入るくらいの節度、慎重さ、議会と区民陳情への謙虚さが、なぜ、教育委員会にはなかったのでしょうか。
 8月に、私は、区が考えている委託に向けたスケジュールを確認しました。そのとき光が丘図書館長は、「おおむね年内には区としての方針を決めて、委託業者の選定等に入りたいというふうに考えております。」と答弁したのです。私は、この答弁、このスケジュールを尊重しようと思いました。それは、区の行政権限に対する一つの敬意であり、配慮でもありました。しかし、「おおむね年内に」であれば、次回の委員会までどうして待てないことがあるでしょう。
 結局、正副委員長の意向もあり、11月24日に陳情審査を行うが、審査に先んじての公募もやむをえないということで了承しました。私も残念ですが、陳情の審査が終わらぬ先に手続きが進んでしまう事態に、陳情した皆さんもきっとほぞをかむ思いをしたのではないでしょうか。
# by ikejiriseiji | 2005-11-09 00:10 | 文化・生涯学習 | Comments(0)

学校アスベスト その2

 2003年の夏休みが終わり、新学期に入ってからも視察は続きました。なかでも、O小学校の様子は、深く印象に残っています。
 授業が終わり、子どもたちがいなくなった教室に、担任の先生が残って残務の整理をしていました。校舎の最上階、6年生の教室です。先生と一緒に天井を見上げ、その荒れた様を確かめ、言葉が出ませんでした。先生がおっしゃるには、「去年の6年生は本当に荒れていて大変だった」と。この学校は、ほぼ全教室にアスベストが吹き付けられたままになっていましたが、際立って状態が悪かったのがこの6年生の教室でした。子どもたちのことは、もちろん、大いに気になりました。でも、それと同じように、あるいはそれ以上に、先生たちのことも心配です。この教室に、毎日、一日中、何年も居続けてきた先生たち。あるいは、おそらくはアスベストのほこりが舞う体育倉庫で、マットの出し入れをしてきた先生たち。
 アスベストに特有の疾患である「中皮腫」の患者1285人余の職業歴を調べたら、教師が36人も含まれていたという調査結果もあるそうです(富山医科薬科大・村井助手 朝日新聞7/21)。このすべてが学校でのアスベスト暴露によるものかどうかはわかりませんが、とても怖い数字です。
 練馬区の小中学校にむき出しになっていた吹き付けアスベストは、昨年度までに全部、除去されました。国や他の自治体に先んじて除去に踏み切った区の努力は多としますが、しかし、除去するまでに何十年にもわたってアスベストを吸い続けてきてた人がいることを忘れるわけにはいきません。
# by ikejiriseiji | 2005-11-07 16:33 | 教育 | Comments(1)

学校アスベスト その1

 アスベスト禍が大きな社会問題、政治問題になる中、2002年から03年にかけて、「学校アスベストを除去せよ!」と、届きそうもない声を枯らして叫び続けたころのことを思い出します。学校アスベストの問題を本にしようという話があると知り、当時のことがまざまざとよみがえってきました。
 2年前の8月、区がようやく全校の実態調査を終えたのを受けて、私は現場調査に入りました。回った学校は、10校をゆうに超えます。そして、現場の実態は衝撃的でした。アスベストを吹き付けた天井は、子どもたちのいたずらで、あるいはそれと知らぬ配管や電気業者の工事で、無残にはぎとられ、傷だらけ、穴だらけ。しかもそれが、体育館で、体育倉庫で、特別教室で、普通教室で、いたるところで見つかるのです。

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 写真は、ある中学校で、工事業者によって傷つけられた吹付けアスベストです。きっと、マスクもしないで工事をしたのでしょう。工事を発注した区自身が、吹付けアスベストであることを自覚していなかったのですから。
 しかし、天井から舞い散るアスベストの粉を吸ったのは、もちろん業者だけではありません。楽しそうにほうきの柄を天井に突き立てていただろう子どもたちは?荒れた天井の下、何年も教壇に立ち続けた先生は?みんな、大丈夫でしょうか…
# by ikejiriseiji | 2005-11-07 00:00 | 教育 | Comments(0)
縁があって、社会事業大学の「学祭」に行ってきました。もともと事実上の「単科」大学なので学生の数も多くはなく、「学祭」といってもこじんまりとしたものですが、そのぶん、一人ひとりの学生の顔がよく見え、声も、動きも柔らかな、とてもやさしい空気の「学祭」でした。
清瀬市の大学がある一帯は、まだまだ豊かな緑が残り、武蔵野の広々とした風景が残っています。おりから立冬を間近に控えた時期、樹木は色づきを深めるさなかで、しかもその色色の多彩なこと。暖かで穏やかな日差しが色づいた木々のあいだから差し込んで、癒される時間と空気を味わうことができました。
「学祭」といえば、私が大学にいたころは、まだ政治的なスローガンを大書した立て看がならび、社会的な関心と熱気がくすぶっていたものです。あたりまえですが、その頃とはずいぶんと変わりました。でも、今日、感じた学生たちの空気は、無関心でも無気力でもなく、保守的な気風でもありませんでした。
やわらかさは、いろんなものを受け入れ、包み込むことができる。今日の日差しのような暖かさは、何かを育てることができる。学生生活も、大学を取り巻く環境も、きびしく、めまぐるしく、過酷でさえある社会とはどこか隔絶しているけれど、だからこそ時間をかけて、じっくりと育てられるものもある。
もっともっと目を見開いてほしい。もっともっと知ることに飢えてほしい。やさしさに、すり切れない強さを織り込んでほしい。月並みかもしれませんが、期待したい、と思ってしまいました。
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# by ikejiriseiji | 2005-11-06 00:06 | 雑感 | Comments(0)

練馬区議会議員・池尻成二


by ikejiriseiji
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