前川区長と豊洲移転問題に関する一般質問の報告、前2回に続き、最後になります。
     ➡前川区長と「豊洲移転」(その1)

私が問うた二つ目の点は、東京ガスへの“再就職”についてでした。あらためて、通告しておいた質問を再掲します。
「➁区民からは、区長が退職後、間を置かずして東京ガスに入社したことについても、不明朗な天下りではないか、ルールは守られていたのかといった趣旨のご意見を多くいただく。市民感覚としてもっともなご意見と思われるが、区長自身は、こうした意見に対してどう考えるか。併せてお聞かせいただきたい。」
答弁は、こうでした。

前川区長が東京都を退職したのは、都政を揺るがせた百条委員会の議決の後です。百条委員会は、平成16年当時設置された訳でございますが、その時、練馬区の石神井学園の問題から百条委員会が設置されたわけでございますが、都議会の自民党を中心とした公明党、共産党、生活者ネットの皆さんが、当時の知事や副知事と闘っていただいた結果として、都政を牛耳っておりました副知事と刺し違える形で退職したわけでございます。
東京ガスへの再就職が「不明朗な天下りではないか」という点についてでございます。再就職を決定するのは、人事当局であり、退職者自身が自分で決めることではありません。またできません。東京都には、「職員の民間企業への再就職に関する取扱基準」というものがございます。この基準に反する再就職人事はあり得ません。現に東京都は、前川区長の再就職には何の問題もないと公表しております。
前川区長が東京ガスに再就職した当時、都議会やマスコミも含め誰一人として、これを問題視することはありませんでした。また、前川区長の再就職時には、東京ガスと都の間では法令・条例上の土壌汚染問題は既に決着済みのことでございました。今の問題のもととなっている土壌汚染の問題が再浮上したのは、前川区長が東京都を退職した後のことでございます。

う~む…百条委員会が何の関係があるんだろう。「牛耳っていた副知事と刺し違えた」って、それがどうしたって言うのかなぁ…。まぁ、石原-浜渦ラインと一緒にされるのは嫌だという区長の強い思いだけは伝わりますが、それと東京ガスの話がどうつながるのか、よく分かりません。
東京ガスへの再就職については、ちょっとびっくりの答弁でした。「再就職を決定するのは人事当局」。「退職者自身が決めることではない」――東京都は、本当にこう言っているんでしょうか。それこそ、都が一民間人と民間企業との間のことにまで人事権を行使するという話になって、それ見たことか「天下り」じゃないか!と言われかねないと思うのですが…。
実態として、東京都が幹部職員の再就職を切り盛りしているのかもしれません。しかし、いったん退職した者の人事です。形式的にも法的にも、紹介・斡旋ならまだしも、直接に都が決定する立場にはないはずです。
実際、前川さんは『週刊新潮』の取材に対してはこう答えています。
「再就職の希望を聞かれた際、石原さんや浜渦さんから逃れたくて、『都の出資を受けている第三セクターにだけは行きたくない』と答えました。その点、東京ガスは都と資本関係が全くない。それで再就職しました。」
なんだか、言っていることがずいぶん違う。こちらでは、自分から東京ガスをあえて選んだと言っています。週刊誌の記事だから、そのまま真に受けるのは申し訳ないことではありますが、いずれにしても、都が決めた、自分は東京ガスを選んでいないという本会議答弁は、容易には理解しがたいものでした。
再就職については誰も問題にしなかった、再就職の基準を定めている都も「何の問題もないと公表している」――私の問いに対する答えと言えるのは、この部分でしょうか。誰からも問題にされなかったのに、今頃になって何を言う! そう叱られているような気分で聞いていたのですが、しかし、これもまた、よくわからない。都の再就職基準に違反しているかどうか。それも大切なことですが、しかし、私が聞きたかったのはそれだけではありません。たとえ都の内部の基準にかなっていようが、局長として合意書に公印をつくようなところまで関わりのあった相手のところに再就職するのは、よろしくないのではないですか? 「市民感覚」ではそうですよ。違法でなくったって、道義的に、あるいは社会的に好ましくないこと、避けるべきこと、慎むべきことは政治の世界には山とありますよね。だって、都と東京ガスとのやり取りは、こんなに多くの疑念が向けられているんですよ…。
私は、質問をこう締めくくりました。
「豊洲問題は、透明性を欠き、公平さを見失い、利権に流れ、保身に走る都政の闇の部分を見せつけています。それは、すべての政治家が今、自らを省みて自戒しなければならない姿でもあります。とりわけ関係当事者の一人であり、都庁での経験と実績をひっさげて練馬区に来られた前川区長には、この問題に対して明確に説明責任を果たされることを期待して、一般質問を終わります。」
百歩譲って、当時は東京ガスとの交渉がこんな問題になるとは予想できなかったとしても、幹部たるもの、結果責任から逃げてはいけません。今振り返ってどう考えるかはきちんと聞かせてほしかったです。

副区長の答弁は、「意図的なフレームアップ」「議会の品位を貶める」と、議場で許される限りの言葉をきわめて私の質問を非難しています。正直、ここまで言われると聞いていて苦しくなったのですが、しかし私は、確認書や合意書に公印をついているという事実を念頭に、問いました。単なる伝聞ではありません。それに、東京ガスの再就職なんて何? という声は確実に巷にあり、そしてそれは市民感覚としてしっかり耳を傾け説明責任を果たすべきと考え、区長の認識を問いました。いろいろ振り返ってみますが、そんなに恥ずかしい質疑をしたとはどうしても思えません。肝心なことには答えず、長広舌の中であれやこれやと話を振り回し、人を貶める言葉を探すのに躍起になるような答弁の方が、ずっと恥ずかしい。そう思えてなりません。
いずれにしても、貴重な質疑と答弁でした。何かが解決された、解消されたという意味ではなく、大きな認識の相違と深刻な感覚のずれがあることが確認できたという意味で。(終)

# by ikejiriseiji | 2016-12-12 11:34 | 議会 | Comments(0)
保育料は、保育料条例の中に別表として定められています。所得に応じて20以上の階層に区分された表です。今回の保育料値上げは、この別表を書き換える形で行われます。
別表はどう変わるのか。区は、議案に添えた資料の中で、各階層ごとに現行と改定後の保育料を示しました。たとえば、こんな具合です。

●D18階層 現行 38,500円 条例案 45,400円 差額6,900円 改定率 18%
   ※同じ階層の表記が条例改定の前後で変わっています。ここのD18は改定後の番号で、現行ではD16に当たります。

全ての階層について、同じように数字が入れられています。いかにも、保育料はこう変わりますよと説明するかのように。しかし、実はこの表(数字)は保育料値上げの実態を全く不正確にしか伝えていません。
改定の前も後も同じ階層にいるのであれば、確かにこの数字通りの値上げになるでしょう。つまり、額で6,900円、率にして18%の値上げということになるでしょう。しかし、実は改定の前後で同じ階層にいる人ばかりではない。それどころか階層が移動する、つまりこれまでの階層から上や下の階層に移る人が極めてたくさんいるのです。
私が請求して初めて、区は、階層を移る人がどのくらいいるかという資料を公表しました。それによると、階層が変わらない、つまり条例改正の前後で同じ階層にいる子どもはわずか31.1%しかいないのです。階層が上がる子どもはなんと44.1%。階層が下がる子もいますが、こちらは24.8%。つまり、ほぼ二人に一人が階層が上がるのです。
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階層が上がるとどうなるか。
先ほど例に挙げたD18の階層で見てみましょう。この階層には、今は157人います。そのうち、条例改定後も同じ階層に残る子どもは何人か? わずか18人です。57人が下の階層に移り、逆に82人が上の階層に移ります。激しい人は、3つも階層が変わります。そして、階層が変わってしまうと、保育料の変化は全く違ってくるのです。
2歳以下の場合の保育料について、階層移動前後の保育料の変化を整理してみるとこうなります。3階層上がる人は、38,500円から58,100円へ。値上げは19,600円、率にしてなんと50.9%増です。月額19,600円増ということは、年にすれば24万円近くになります。たいへんな負担増です。
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実は、同じように階層移動によって大幅な負担増を強いられる人がたくさんいます。少数ですが、3倍近くになる人もいます。たとえばD1階層(現行のC2)の場合、9人が2階層上がりますが、保育料は2,400円から7,000円(2.9倍)に跳ね上がります。この階層の推定年収は約200万円。非正規雇用のひとり親世帯、かもしれません。この限られた年収の中で、保育料が年6万円近くも引き上げられるというのは過酷なことです。区は、保育料改定にあたって低所得者に配慮したと言っています。しかし、それはあくまで表の上でのことであり、ひとりひとりの実際の保育料変化を見れば、全く異なる実態が浮かんできます。
条例は撤回すべきです。改定の影響を具体的かつていねいに検証しながら、保育料負担の在り方に立ち返って議論をやり直すべきです。



# by ikejiriseiji | 2016-12-09 11:33 | 子育て | Comments(0)
区議会第4回定例会も、残すところあと1日。最終日の明日は本会議が開かれ、議案の議決などが予定されています。いくつかの議案で討論と採決が行われる見込みですが、今議会の最大の“対決議案”は保育料条例の改定です。
区立・私立を問わず、認可保育所の保育料は条例で決められています。区は、この条例を改正し保育料を引き上げようとしています。1998年度以来改定していないこと、保育所運営経費に占める保護者負担(保育料収入)の割合が9.5%で23区で最も低いことなどを理由としています。しかし、改定されていないこと、23区でいちばん低いことそれ自体が悪いわけではありません。何が適正な水準なのか、保育料負担はどうあるべきなのか。この点で、区は明確な答えをついにできませんでした。子育て支援が社会の最優先の課題の一つとなり、国が「幼児教育の無償化」を大きな方向として打ち出している時期だけに、なぜこの時期に負担増? という思いは抑えられません。

     ➡「幼児教育の無償化について」 (幼児教育無償化に関する関係閣僚・与党実務者連絡会議)

しかも、問題は負担増が半端なものではないということです。
区は、議案の提出にあたってこんな説明をしてきました。
①平均保育料は18,000円が20,500円となり、13.7%の増である
②保育料が増加する児童が8,228人(73.6%)、減額となる児童が2,052人(18.3%)になる
③運営経費に占める保育料収入の割合は9.5%から10.8%になる
もともと値上げを目的とした議案ですから、ここで言われている数字はとくに意外なものではありません。むしろ、平均で保育料の値上げが13.7%に収まるということに加え、高所得者への負担増、低所得者への配慮なども語られてきましたから、さほど深刻な影響を及ぼすものではないという印象を持った人も少なくなかったかもしれません。
しかし、ここにまやかしがありました。公にされた資料ではわからない、過酷な値上げの実態があったのです。(続く)

# by ikejiriseiji | 2016-12-08 12:12 | 子育て | Comments(0)
築地市場の豊洲移転問題について、私が聞いたのは2点でした。(質問通告より)

築地市場の豊洲移転問題は、すっかり先が見えない状況になっている。この問題は直接には都政の課題ではあるが、練馬区民も含めた都民の食の安全に深く関わっており、加えて、都財政に及ぼす影響も大きく、区政に対しても様々に波及してくる可能性もある。
区長は、かつて東京都の知事本局長等の要職にあった際に、豊洲の土地の購入条件に関する東京ガスとの協議に関与してきたと聞く。豊洲の土地購入については、石原元知事が、都が多額の土壌汚染対策費用を負担したことは「今思えばアンフェアだ」、豊洲の土地購入は「ずいぶん高い買い物をした」といったことを公に口にしている。無責任と言えばその通りだが、しかし、多くの都民・区民が土地購入の経緯にさかのぼって疑念を感じているのも事実である。
①豊洲移転に深く関わった都側の当事者の一人として、移転を巡る都政の混乱を見て、どのようなことを感じているか。ぜひ所見を聞かせてもらいたい。
➁区民からは、区長が退職後、間を置かずして東京ガスに入社したことについても、不明朗な天下りではないか、ルールは守られていたのかといった趣旨のご意見を多くいただく。市民感覚としてもっともなご意見と思われるが、区長自身は、こうした意見に対してどう考えるか。併せてお聞かせいただきたい。

答弁に立ったのは、前川区長本人ではなく山内副区長でした。副区長も、東京都のOB。区長が呼んできた人です。副区長は、「前川区長は、このような質問が区議会の場において区長に対してなされることについて、嘆かわしいと言っております。私も、当時東京都におりまして、この間の経緯をよく承知しておりますので、前川区長に代わって答弁させて頂きます」と前置きして、大変長い答弁を切り出しました。
まず1点目の質問について。副区長はこう言いました。
「前川区長が『豊洲の土地購入条件に関する東京ガスとの協議に関与してきた』とか、『豊洲移転に深く関わった都側の当事者の一人』というお話は、全くの事実誤認であります。
そもそも、知事本局長の権限は、知事を補佐することであり、各局の実務に立ち入る権限は有しておりません。豊洲の土地売買や土壌汚染の処理に関わる権限を有するのは、東京都の中央卸売市場長と環境局長でございます。
これは、今回の地下空洞問題でも、歴代の知事本局長の責任が全く問題にされていないということからも、明らかであります。現に、前川区長は東京ガスとの協議に関与したことはなく、市場移転についても関わったことはございません。更に言えば、市場の豊洲移転は、知事本局長就任前の平成13年7月に決着済みのことでございました。そのときは前川区長は福祉局長でございました。今になって前川区長だけについて、権限があって関与したかのごとく、しかも伝聞に基づいてあげつらうことは、不可解と申し上げざるを得ません。」
協議に関与した、都側の当事者の一人…これはまったくの事実誤認。これが副区長の見解です。ちょっと驚きました。前回の投稿で紹介した、二つの文書は何なんでしょう。
そもそも、私が聞いたのは「土地購入条件に関する協議」であって、豊洲移転の意思決定そのものでもなければ、土壌汚染対策についてでもありません。そして、前川区長が「知事本局長」あるいは「知事本部長」として公印をついたのは、まさにこの購入条件に関する協議です。副区長は、いったい誰に向かって反論しているんだろう…。
「知事を補佐することであり、各局の実務に立ち入る権限はない」という答弁も、申し訳ないが噴飯ものです。実務には実務の所管がいるでしょう。しかし、正式に確認や合意の文書を交わすという行為、まさにこの事務においては、「知事を補佐」して押印する本局長等の役割は決して小さくないはずです。だからこそ、合意書等を見れば、5人の局長が印をついている中で、筆頭はまさに実務の所管である港湾局長(副区長が言うような市場長や環境局長ではありませんので、念のため)ですが、その次が前川さんなのです。
「補佐しただけ、私は知らない!」というのは、知事本局長という都政の中枢にいた人が言うべき言葉とは思えません。(続く)

# by ikejiriseiji | 2016-12-05 12:14 | その他 | Comments(0)
今日は、区議会本会議での一般質問でした。質問の最後に、築地市場の豊洲移転問題について取り上げました。なんだかすさまじい答弁でしたが、それはまた改めて紹介するとして、質問に至った問題意識だけ、まず書いておきます。

27日『「豊洲移転」と都政の闇に迫る』と題した講演集会を開催しました。築地市場の移転先とされてきた豊洲の土地購入を違法だとして訴えた住民訴訟の弁護団の事務局長を務める、大城聡弁護士のお話を伺っていて、改めて確信しました。豊洲移転問題で今、一番問われるべきは、土地購入をめぐる闇だと。
豊洲からの土地購入が進められた当時、都政の中心にいた幹部職員の一人が前川練馬区長です。前川さんが関わって、東京ガスとの間で結ばれた重要な文書が二つあります。その文書も、確認することができました。
『豊洲地区開発整備にかかる合意』
➡2002年7月31日付け。築地市場の豊洲移転や幹線道路等の区画整理事業、護岸整備事業等について確認したもの
『豊洲地区用地の土壌処理に関する確認書』
➡2005年5月31日付け。「豊洲新市場予定地…における汚染土壌の処理の方法等について」確認したもの
この二つです。この二つの文書は、東京ガスなどとの土地取引の前提条件として、事業のフレーム、負担の在り方、さらに土壌汚染の処理の在り方などについて約束を交わしたものです。とくに後者は、土壌汚染対策のための確認書です。そして、この二つの約束に前川さんが02年には知事本部長として、そして05年には知事本局長として公印をついているのです。(写真は2002年の合意書)
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今は、盛り土問題など汚染対策の中身に関する議論が関心を集めていますが、東京ガスとの間で土壌汚染対策などにかかる責任と負担の在り方を整理していったのは、前川さんが関わっていたまさにこの時期です。そして、この二つの約束を基礎として、最終的に、汚染にまみれた土地を東京都は買うことになります。一方、前川さんは二つ目の文書に印をついて間もなく都を退職し、9月に東京ガスに“再就職”します。執行役員として、だったとのことです。
さて、そこで一般質問です。(続く)

# by ikejiriseiji | 2016-11-30 18:57 | 議会 | Comments(0)
光が丘第四中学校の閉校問題について、さらにもう一つ投稿します。
「光が丘第四中学校の教育環境を考える会」という会がありました。8月4日、18日、9月2日、16日の4回の会合の後、解散してしまった会ですが、実は、この「考える会」が四中閉校問題の中で大変大きな役割を果たしました。いや、果たさせれられてしまいました。
「考える会」の目的は、「教育上の課題を共有することにより、生徒にとってよりよい教育環境を実現するための今後の方策について検討する」(7/12委員会資料)ためとされていました。そして、第3回が終わったあと、教育委員会は四中を閉校とする方針案を議会に示したのですが、その時こう言ったのです。閉校方針は、「生徒数・学級数の状況及び『考える会』でのご意見を踏まえ」てまとめたものである、と(9/12委員会資料)。
こういわれると、「考える会」では、閉校方針が了承されたと思ってしまいます。事実、9月12日の資料には「考える会の状況」として会で出た主な意見というのが紹介されているのですが、そこには、閉校に反対する意見は一つも出てきません。「考える会」は、PTAの会長・副会長、学校評議員、光が丘地区連合協議会代表3人、学校長推薦が2人、そして学校長で構成されていました。そうか、こういう皆さんが閉校に対して強い異論もなく終わったんだと、たいていの議員は思ったはずです。
しかし、違いました。全然、違いました。情報公開請求をかけて、やっと出てきた会議録を見て驚きました。第3回、つまり閉校方針案を議会に出す直前の会では、こんな発言が続いていたのです。
○内容が重すぎて何も言えない。実際にかかわる親にとって本当に厳しい話で、辛すぎる。
○初回の会では意見を聞いてもらえるようなスタンスであったが、実際は光四中が閉校になることは決まっていた。意見を聞いてもらえず悲しい。
○小学校の統廃合よりも重い内容である。
○校長も保護者も神経を逆なでされているようなもの。すべて教育委員会の方で決まっていた。委員が要望を出しても聞いてもらえないのではないか。
○いっそ上意下達の方がまだあきらめがついた。「意見は聞いてあげました」というのは腹が立つ。どの時期に閉校を打ち出すのが子どもにとって負担がないのか、さかのぼって今後は十分考えてほしい。今回の流れは他校の閉校の際にも生かせるし、生かしてもらわなくては困る。
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PTAの方とお話しした時も、自分たちはさんざん反対した、見直しを求めた、でも決まったことだからという感じでどうしようもなかったというようなことを話しておられました。まさに、この議事録の通りです。
ひどい話です。会の中ではもう既定の方針のように教育委員会が強く閉校に話を誘導しようとする。そして、外向きには、まるで学校関係者がこぞって閉校を(たとえ不承不承であれ)受け入れたかのように説明する。いやはや、本当にひどい。
議事録を読んで、はっきりしました。「考える会」は、本当に形だけのものだった。学校関係者の合意も納得も、全く整っていなかったということです。こんな乱暴なやり方で学校をつぶしていくとは、なんという教育行政か…。

# by ikejiriseiji | 2016-11-29 17:15 | 教育 | Comments(0)
光が丘第四中学校の「閉校」問題で、「いぶき」号外の第三弾を発行しました。区長・教育長は、12月1日には区議会文教児童青少年委員会で、2日には教育委員会で「閉校」方針を確定したいという意向のようです。PTAが真正面から「白紙撤回」を求める意思を明らかにした今、独断専行は断じて許されません。
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# by ikejiriseiji | 2016-11-28 11:12 | 教育 | Comments(0)
11月の6日、7日と、市民の声ねりまのツァーで群馬を訪ねました。ほぼ毎年、続けている秋の旅行。去年は日帰りで田中正造の跡を訪ねる旅でしたが、今年は一泊二日の旅。秋の上州路を総勢42人で巡りました。市民の声ねりまの企画する旅は、いつも何かしら問題意識を持った企画を盛り込んできました。避難指示が出ている福島の浪江町に入ったり、長野・中川村の信念ある村長、曽我逸郎さんを訪ねたり…。今年は八ッ場ダム、国立ハンセン病療養所栗生楽泉園を訪れました。(写真はダム建設が進む吾妻渓谷)
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宿泊は草津温泉。バスのチャーターと運転を除けば、何から何まで手作りのツァーですが、おかげさまでいつも好評を頂いています。今年も、宿泊旅行ならではの魅力もかみしめながらの良い旅になりました。
2日目に訪ねた、旧・六合村(現在は中之条町六合地区)も、素晴らしかった。本当に素朴な、でもとても暖かい人と自然に包まれて、かつて養蚕が盛んだったころの建造物群を巡るひとときは、都会の喧騒ととげのある空気をすっかり忘れさせてくれました。
また企画したいもの。その時はぜひご一緒に。
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# by ikejiriseiji | 2016-11-26 12:47 | 市民の声ねりま | Comments(0)
今日21日の夕方、光が丘第四中学校のPTAの関係者の皆さんが議会の各会派を訪ねてみえました。教育長に対して、要望書をお出しになったと。要望書には、役員一同の連署が添えられています。「閉校方針の白紙撤回」などを求める内容です。

①練馬区立光が丘第四中学校の閉校方針について白紙撤回を求めます。
拙速に話を進めるのではなく、在校生と保護者・地域住民の声を聞き、時間をかけて話し合いを望みます。
②練馬区立光が丘第四中学校には情緒障害等通級指導学級のよつば学級があります。練馬区立光が丘第四中学校の大事な学級です。よつばの保護者の声も聞き、子どもたちの教育を考え、支援が受けられるようにお願いします。

あわせて歴代のPTA会長10名が名を連ねた要望書も提出されたそうです。現会長が第20代ですから、過去の会長の半分以上が署名したことになります。
保護者の皆さんの思いは、この間、鬱屈し、覆い隠され、押しつぶされようとしてきました。それでも学校を残したい、廃校はおかしいという思いは消えず、とうとうこうして正式な申し入れとなったわけです。学校教育の最大の当事者である子どもたちや保護者の理解・共感を決定的に失っている閉校方針は、ただそれだけの理由からでも、十分白紙に戻すに値します。
教育長は、今日、向き合ったこの切実・痛切な思いも、押しつぶそうとするのでしょうか。教育長の、教育行政の責任者としての魂の所在が問われています。
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# by ikejiriseiji | 2016-11-22 00:01 | 教育 | Comments(0)
高野台運動場の廃止と跡利用をめぐっては、先にこのブログでも簡単に触れました。
この問題で、17日、スポーツ施設を所管する区議会の区民生活委員会でのはじめての質疑がありました。私はこの委員会には加わっていないので、録音を聞かせてもらいました。
各会派から質疑があったのですが、最大会派である自民党の委員の質疑は注目すべきものでした。委員が「会派を代表して発言している」とあえて前置きして
「区民の皆さまも病院などの必要性は認めながらも、自分たちがずっとなじんできたテニスコートや野球場がなくなるというのは寂しい思いがあるのは当たり前」
「病院は病院でしっかり整備します、なくなったテニスコートと野球場も代替え地を早く探す。代替え施設を前提にしているくらいの言い方をしていかないと理解は得られない」
と、高野台運動場に代わるテニスコートや野球場の新設を求めたのに対して、部長がこう答弁したのです。

地域文化部長 つぶす代わりに代替え施設をというのはごもっともなところでございます。私どもスポーツ施設を所管している部としては、その姿勢でいるところでございます。今現在も、とりあえずできるところからということで、既存施設で少しでも枠を増やすということでやってございますけれども、あわせて、新しい施設の可能性についても検討を進めてございます。なるべく早くお話しできる段階まで持ってきて、皆さまにご安心頂けるようなことをこれから進めていきたいと考えているところでございます。

自民党の委員の指摘は、しごくもっともなものと聞きました。使われていない施設、余っている施設ならともかく、区民が現に活用している、そしてこれからも活用されていくだろうと思われる施設をつぶすなどというのは、とにかく乱暴です。しかし、それにしても部長の答弁には驚きました。代替え施設を確保することが「ごもっとも」であり、「新しい施設の可能性を検討している」。もしそうなら、高野台運動場の廃止ではなく移設、あるいは機能の移転ということになります。少なくとも、公共施設等総合管理計画の素案には、こうした考え方は出てきておらず、区の方針の事実上の転換ということになります。
部長の答弁が区長の考え方を踏まえたものであるとしたら(そうでなければ困りますが)、高野台運動場をめぐる議論の土俵は大きく展開します。落ち着いた、前向きの議論にしていくことも可能でしょう。25日からの区議会第4定例会での議論の行方を、しっかりと見守りたいと思います。

# by ikejiriseiji | 2016-11-18 12:12 | 行政改革 | Comments(0)

練馬区議会議員・池尻成二


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