2007年 03月 16日
隠蔽? |
昨年12月5日、練馬区は、光が丘第八保育園の受託業者である㈱ピジョンに対して「改善要請」を出しました。4月からの半年あまりの間に7人もの常勤保育士が退職するという事態を受けたものです。
しかし、なぜ「改善勧告」ではなくて「改善要請」なのか。なぜ、12月5日の措置が、ずっと議会にも保護者にも明らかにされてこなかったのか。
「光が丘第八保育園運営業務委託仕様書」にはこうあります。
「委託化・民営化」を進めるにあたってさかんに強調された「公正・透明なルール」あるいは区民との「協働」は、反古にされてしまいました。
しかし、なぜ「改善勧告」ではなくて「改善要請」なのか。なぜ、12月5日の措置が、ずっと議会にも保護者にも明らかにされてこなかったのか。
「光が丘第八保育園運営業務委託仕様書」にはこうあります。
乙((株)ピジョン)は、職員の配置にあたっては、在籍園児との関係を重視して、原則として年度途中での交代は行わないこと。また、雇用の継続性を最大限考慮すること。ただし、年度内で常勤保育士の異動があった場合は、ただちに保護者に報告する。さらに、年度内で3名を越える常勤保育士の異動があった場合は、甲(練馬区)は乙に対して改善勧告を行うとともに運営委員会または協議会に諮るものとする。区は、改善勧告も出さず、「運営委員会または協議会に諮る」こともしませんでした。背信、と言われても仕方のない明確な約束違反です。なぜ隠すのか。なぜごまかすのか。
「委託化・民営化」を進めるにあたってさかんに強調された「公正・透明なルール」あるいは区民との「協働」は、反古にされてしまいました。
by ikejiriseiji
| 2007-03-16 00:41
| 行政改革